企業内教育
企業内教育(きぎょうない きょういく)は、企業が従業者に対して行う教育のことである。企業内研修、社員教育、社員研修、社員教習など、呼称はさまざまである。
企業内教育は、従業者(労働者)に対して業務に求められる能力を向上させるための教育と、従業者のマインド面に変化を起こさせるために行われるものとに大別される。
前者はさらに、「知識」や「技能(スキル)」を付与するための、いわゆるインプットタイプの教育と、従業者に内在している知識や技能を引き出して成功パターンを導き出すようなアウトプットタイプの教育に大分される。
一概に教育とはいってもその実施のされ方は様々であるが、SD(セルフディベロップメント=自己啓発)、OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング=仕事上指導)、OffJT(オフ・ジェイティ=集合研修)が一般に「教育の3本柱」と言われることがある。
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このうち教育の中心となるべきはOJTで、あとの2つはそれの補完的なものという説も有力である。ただしOJTの実施主体者が、教育対象者の直属の上司である場合が多く、「上司側の教える力量不足」については、企業・組織の永年の課題であった。
確かに日本の組織における管理職など、部下を育成する立場にある者の指導力については、欧米に比較してウェットに過ぎたり、信念が無かったり、要するに弱いとされてきた。これは日本の文化や慣習などにも原因が求められようが、ここでは深く触れない。
OJTが雇用者の思うように進展しないとなると、OffJTによる仕事を離れての集合教育(研修)が重用されるようになる。この場合の指導者、つまり講師は大きく内部講師と外部講師に分けられ、前者は社内より指導者を抜擢するもので、後者は外部団体よりいわゆるその道のプロを講師として招くものである。